もともとはイギリスで開発され、すぐに大ヒットして世界中に広がったダイエット食品(現在はドリンク、スープ、リゾット&パスタ、シリアルの4タイプ)ですが、日本ではサニーヘルスという会社が総販売元となっています。ブランド管理が相当しっかりしているため、安売りなどもあまりなく、正規品を公式サイトで購入するのが結局は一番賢い方法となっています。
本家イギリス、そして大ブームが起こったアメリカの製品と日本製品はまったく同じものではありませんが、「カロリーを抑えつつ必要な栄養素を確保する」というコンセプトは同様であり、上手に活用すれば、確かにリバウンドの少ない健康的なダイエットの一助となることでしょう。
デメリットはやっぱり値段が高いことですが、高いものを使うことでモチベーションを維持するという考えもありますから、一概には否定できません。実際、今でも数多くの利用者を集めているモンスター商品のひとつであることは確かでしょう。
ただ、リバウンドの少ない健康的なダイエットを実現するために一番肝心なタンパク質の量については、1食あたり20.88gと、それほどたくさん入っているわけではありません。タンパク質の必要摂取量は体重によって目安が異なりますが、例えば体重60sの人なら1日60g〜70gは確保したいところですから、多くのダイエッターにとっては、1食あたり約20gはギリギリ最低限の量といえるでしょう。
こう考えると、お酒(アルコール)を飲むという行為は、マイクロダイエットの利用を考えている方にはお勧めできるものではありません。タンパク質とお酒の関係でも述べたように、アルコールを摂取すると、カラダ(主に肝臓)はその分解・代謝のために大量のタンパク質を必要とするからです。
マイクロダイエットでギリギリの栄養素を確保しているような状態では、とてもアルコールの分解(代謝)に回すような栄養分は残っていません。お酒を飲む分だけ、筋肉を維持するために必要なたんぱく質が不足してしまう可能性が高まるのです。
マイクロダイエットを使うときはお酒(アルコール)も控える――実際にマイクロダイエットを活用したダイエットにチャレンジする際には、ぜひこのことも頭に入れておきたいものです。
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