2011年09月27日

禁酒の方法

少し意地悪な言い方をすれば、「お酒を飲まない」というのが禁酒の方法です。もちろん、日常的に飲酒をしている人にとっては、この「お酒を飲まない」という行為が非常に難しいわけですが、ここではちょっとアイデア集的に、硬軟織り交ぜていくつかの禁酒法を紹介していきます(もっと手軽な方法を知りたい方は、禁酒・節酒を成功させるコツをご覧ください)。

読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー (ムックセレクト)禁酒本を読む
意外に数が少ないのですが、禁酒を促すためのセラピー本というかマニュアル本もあります。特に、アレン・カー著の『読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー』は有名どころです。個人的には、故中島らも氏の自伝的小説『今夜、すベてのバーで』を読むほうがおススメですね。

断酒会に参加する
酒害に苦しむ人やその家族などを救うために「断酒会」と呼ばれるものが存在します。国内で最も大きい組織は全日本断酒連盟で、2011年3月からは公益社団法人となっています。各地域で開催される例会で自身や家族が経験談を語り、アルコール依存症の実態と真正面から向き合うことで、断酒の実現を目指すという組織です。相談窓口は全国各地に存在し、アルコール専門の医療機関などがその役割を担っているケースもありますので、興味のある方は問い合わせてみるとよいと思います。

AAに参加する
AAとは、アルコホーリクス・アノニマス(Alcoholics Anonymous)のことで、基本的には断酒会の一種です。直訳すると「無名のアルコール依存症者たち」という意味ですが、アメリカから発祥した世界規模の断酒ミーティンググループといえるでしょう。日本国内でも各地でミーティングが行われていますので、こちらも気になる方は問い合わせてみるとよいでしょう。

抗酒薬(抗酒剤)を利用する
これは最後の手段に近いですね。抗酒薬とは、アルコールの代謝(分解)過程で発生するアセトアルデヒドの分解を「抑制する」薬剤です。アセトアルデヒドは二日酔いの主因となる毒性物質ですから、これが分解されないとなると非常に不快な状態に陥ります。抗酒薬としては、シアナミド(シアナマイド液)やジルスフィラム(ノックビン)が利用されますが、人体に害を及ぼす毒性物質の分解を抑えるわけですから、医師の処方と指導に従った適切な使用が不可欠となります。


※硬軟織り交ぜて…と思ったのですが、何だか本格的なものが中心になってしまいました。「こんな方法もあるよ」というものがありましたら、ブログコメントかツイッターでお教えいただければ幸いです。


posted by N(エヌ) at 10:05 | Comment(0) | 禁酒や節酒を成功させるコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月26日

平日禁酒は失敗しやすい!?

ダイエットに限った話ではありませんが、お酒を控えるための方法のひとつとして「平日禁酒」という考え方があります。平日のみ禁酒して、休日はお酒を飲んでもよいとする方法ですから、正確には節酒・減酒の一手法といえるでしょう。

ずっと禁酒するのはやっぱり簡単ではありません。平日禁酒は「週末になれば飲める」というご褒美を頼りとして、せめて平日は禁酒しようというものですが、個人的には、この手法と効果には少し「?」という感じがしています。

何も「平日だけなんて甘いこと言っていないで、全部禁酒しろ」と言いたいわけではありません。私自身、飲みたいときには飲む「節酒」ですし、お酒は美味しく今後もずっと上手に付き合っていきたいからこそ、普段は禁酒・節酒を心がけているのですから。

では、なぜ平日禁酒という考え方に疑問符を付けているかというと、まず「平日は5日間もある」からです。カラダを壊しているとか、ドクターストップがかかっているという状況でもない限り、本当にお酒が飲みたいときには、そんなに我慢せずに飲んだほうがストレスが溜まりません。

もし無理やり我慢していても、本当に飲みたくて飲みたくて仕方がないときには、結局、何らかの理由を付けて飲んでしまうのが人間です。であれば、本当に飲みたいときは飲むと決めておいて、「今日は飲みたいから飲もう」と、あっさり飲んでしまったほうが精神衛生上はプラスに働くことでしょう。

この「無理やり我慢しない」という話は、後日きっちりまとめたいと思いますが、そもそも何日間は飲まない、○日までは禁酒する、あるいは○日から禁酒するというやり方は、個人的にはあまりお勧めできる方法だとは思いません。

禁酒しようと思えば、今日飲まなければいいだけで、自ら好んで明日以降の禁酒のことを考えてツライ思いをする必要はないのです。「○日から禁酒する」と決めるのも、その意味ではやはりムダが大きいでしょう。カウントダウンの段階から嫌な思いをするだけですし、禁酒を思い立ったその日が、禁酒に対するモチベーションは一番高いはずですから。

平日禁酒は「平日だけ禁酒すればよい」わけで、一見ラクに見えますが、実は5日間も禁酒を続けなければならないというストレスを抱えることになります。このストレスに耐え続けるのは、(お酒が大好きな人なら分かると思いますが)本当にキツイことです。

もうひとつ、平日禁酒が危ういと思う理由は、「酒を飲みたくなるような出来事は平日のほうが多い」からです。嫌なことがあったから飲むとか、精神的にも肉体的にもクタクタだから飲むというのは、お酒を飲む理由としては(その是非はさておき)まあ一般的だと思います。

こういうお酒を飲む理由が発生するケースは、やっぱり平日のほうが圧倒的に多いでしょう。ストレス解消のためにお酒を飲んでいる人の場合、よくよく考えると休日のほうが飲む理由が圧倒的に少ないことに気がつくかもしれません。もちろん、接待や仕事帰りの一杯という誘いも、通常は平日に集中しているものです。

こう考えると、平日禁酒を掲げるのであれば、むしろ休日禁酒を掲げたほうが失敗する確率はグンと減るのではないでしょうか。そもそも、あらかじめ禁酒日を決める方法がベストだとは思いませんが、すくなくとも「平日禁酒」は、実は失敗する要素をたくさん抱えている、けっこう不安な手法なのです。

posted by N(エヌ) at 17:19 | Comment(1) | 禁酒や節酒を成功させるコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月14日

家にストック酒を置かない〜禁酒を成功させるコツ(その3)

日常的にお酒を飲む人であれば、まず間違いなくお酒を買いだめしていることでしょう。これは当たり前すぎてコツというほどのことではないのかもしれませんが、「家にお酒のストックを置かない」というのは、禁酒や節酒を成功させるうえで、やはり非常に有用な手段となります。

もちろん、禁酒に対する強い意志があれば、あるいは常用飲酒の習慣が完全になくなった人であれば、たとえ家にお酒があったとしても「飲みたい」という衝動を抑えることができるかもしれません。

しかし、禁酒や節酒を始めて間もない人であったり、一度本格的な依存症に陥った経験がある人にとっては、お酒を見る機会がある、あるいはお酒がすぐ手の届くところにあるという状況は、極めて厄介なものです。

それこそ完全にドクターストップがかかっているような場合でもない限り、「お酒をやめよう」という気持ちは簡単に覆る危険性を常にはらんでいます。残念ながら、お酒にはそれだけの魅力がありますし、理性をさらっと吹き飛ばすパワーを持っています。

長年の飲酒経験がある人の場合、一念発起して「今日はお酒をやめよう」と思っても、実際にやめることができるか否かは、本当に「紙一重」の差で決まります。友人や同僚に飲みに誘われる、仕事で嫌なことがあるといった、ほんのちょっとしたきっかけ一つで「今日まではいいか」となってしまうことは、多くの方が共感できるのではないかと思います。

ストック酒の存在は、十分にそのきっかけになり得ます。実際私自身、今日は飲まないと決めていたのに、たまたま開いた冷蔵庫に冷えたビールが入っているのを見て、「まあ今日は1本だけ飲むか」という結果になったことが何度もあります。

できるかぎり自分の周りから飲酒の「きっかけ」を減らすこと――やはりこれは、禁酒や節酒を成功させる大きなコツの一つと言えるのではないでしょうか。

posted by N(エヌ) at 12:40 | Comment(0) | 禁酒や節酒を成功させるコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月08日

家族に禁酒・節酒の意思を明確に伝える〜禁酒を成功させるコツ(その2)

禁酒や節酒を始める場合に多くの人が(意識・無意識を問わず)実践しているのは、家族など周りの人への「禁酒宣言」「節酒宣言」ではないでしょうか。

おそらく多くの人がやっていることなので、「コツ」というほどの話ではないかもしれませんが、個人的には、しっかり禁酒・節酒の意思表明をすることが、禁酒・節酒を成功させる大きな秘訣だと実感しています。

お酒を日常的に飲む習慣がある人の場合、周りの人間は想像以上に「この人は毎日お酒を飲む人なんだ」というイメージを強く持っています。この場合、本人がしばらく節酒しようかな…と思っていても、夕食時にビールが何の気なしにポンと置かれると、ついつい「一本くらい飲もうかな…」という気分になってしまうものです。

正直、禁酒(特に節酒)については、「今日はやめておこう」という気さえ起これば、その日一日くらいはそれほど難しいものではありません。しかし、そこに少しでも「飲もうかな…」という気持ちが入り込むと、今度はそれを抑えることが非常に難しくなります。常用飲酒の習慣が長く、禁酒や節酒を始めたばかりの人は、特にこの傾向が強いのではないでしょうか(私もそうでした)。

これは本当に微妙な話で、なかなか分かりやすく説明するのが難しいのですが、飲むか、飲まないかは、本当に紙一重の差で決まります(この紙一重という話はいずれきっちりまとめたいと思います)。

そこで、少しでも「飲む」方向に引っ張られないためにも、周りの人には「私は禁酒あるいは節酒中なので、よろしくね」と宣言しておくわけです。

これまでの飲酒習慣にもよりますが、場合によっては「またまた無理なこと言っちゃって…」と相手にされないケースがあるかもしれません。また、ついつい飲んじゃう(私は飲みたいときには飲むことにしています)こともあるでしょうから、後でウソつき呼ばわりされる可能性も少なくありません。

しかし、家族など周りの人は、あなたが毎日お酒を飲んでいることを、決して心の底から歓迎し喜んでいるわけではありません。禁酒や節酒を宣言して、少しでも実行することができれば、きっと陰に日向に協力してくれるはずです。思い立ったが吉日、さっそく宣言してみましょう。

posted by N(エヌ) at 15:28 | Comment(0) | 禁酒や節酒を成功させるコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

禁酒や節酒を大げさに考えない〜禁酒を成功させるコツ(その1)

個人的に、禁酒や節酒を成功させる一番のコツだな……と思ったのは、お酒を飲まないということを「あまり大げさに考えない」ということです。

毎日お酒を飲む習慣があり、それが10年単位で続いてきたような人にとっては、「お酒を飲まない」というのは何か非常に重大な決断のように感じてしまうものです。

日々アルコールをたしなむ人の中には、「私は毎日お酒を飲む人間だ」「お酒がない人生なんて考えられない」という気になっている人も多いと思いますが(私自身がそうでした)、そういう人にとって「お酒を飲まない」という行動は、とにかく人生観を変えるような出来事のように考えてしまうことでしょう。

しかし、お酒を飲まないといっても、それが一生続くわけではありません。極端な話、今日1日飲まなければそれでいいのです。何か大きなことにチャレンジするわけでも、失敗したら大変なことになるわけでもありません。

これは本当に個人的な考え方ではありますが、「今日から○日まで禁酒するぞ!」といった感じで気張って始めると、自分はすごい重大なことに挑戦しているような気になり、結局自分自身に大きなストレスを与えることになると思います。

何となくお酒をやめてみる、飲みたいと思ったら飲めばいいんだ……これぐらいの気持ちで始めてみると、本当に自分でも拍子抜けするくらい簡単に「飲まない日」は作れるものです。ぜひ、気軽にスタートさせてみましょう。

posted by N(エヌ) at 17:32 | Comment(0) | 禁酒や節酒を成功させるコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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