2011年09月09日

禁酒の効果とは?

禁酒ダイエットは、「飲酒をしない」あるいは「お酒を飲む量を減らす」という禁酒・節酒が不可欠なダイエットです(当たり前ですが…)。

では、禁酒・節酒の効果としては、どのようなものが考えられるでしょうか。これは当然ながら禁酒ダイエットのメリットとも重なる部分が多いのですが、改めて「禁酒の効果」として実感したものを中心にまとめてみます。

ダイエット(減量)につながる
これは当ブログのテーマでもありますが、禁酒や節酒はダイエットにつながります。アルコールはそれ自体が1gあたり7.1kcalを保有していますし(エンプティカロリーという説もありますが…)、ビールや日本酒などの醸造酒であれば、使用している麦芽や米などのカロリーも加わります。人によってはアルコール摂取によって食欲が増大したり、つまみを摂りすぎてしまう傾向もありますから、そういったリスクが禁酒によってなくなれば、ダイエットにつながることはやはり確実でしょう。

二日酔いに代表されるアルコール由来の体調不良がなくなる
個人的には、これが一番大きな効果のような気もしています。毎日お酒を飲んでいて「自分はお酒を飲み続ける人間なんだ」と思い込んでいたころは、ツライ二日酔いも何となく受け入れていたのですが、飲まない生活になれると、なんと無駄にツライ思いをしていたんだろう、という気になります。

アルコール依存症になる可能性がなくなる(節酒の場合、低くなる)
毎日飲酒する習慣のある人は、多少なりともアルコール依存症の傾向があるといえます。これが自分の意志でお酒をやめられるうちはよいのですが、本格的な依存症になってしまうと、まさに「治療」が必要となってしまいます。

お酒を飲むための費用が節約できる
これは言うまでもありませんが、お酒は非常にお金のかかる趣味です。外で飲む日が多い人は、もう莫大なお金を使っているでしょう。10年、20年と飲酒を続けている人の場合、一体いくら使ったかもう定かではないと思います。試しにお酒をやめてみると分かると思いますが、アルコール類を注文しないと、外食の会計はびっくりするほど安くなります。健康面とはまったく関係ないですが、これも禁酒の見逃せない効果です。

アルコールの摂取が一因となる疾病を予防できる
まだ実感できる効果というわけではないのですが、アルコールは様々な疾患の原因あるいは一因となり得ます。脂肪肝、糖尿病、各種のがん、肝炎、膵(すい)炎などなど枚挙に暇がありません。

以上、ざっと思いつくままに挙げてみました(もっとあると思います)。もちろん、飲酒には、ストレスの発散や(少量であれば?)血行促進作用、何より「美味しい」「楽しい」といったメリットも考えられます。これらと上記の禁酒の効果をどう考えるか、それがポイントにはなりますが、飲みすぎで体を壊して強制的に「禁酒」「断酒」という事態にならないためにも、できるかぎりの節酒は心がけるべきだと思います。

posted by N(エヌ) at 19:04 | Comment(0) | 禁酒や断酒に関する豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

「卒酒」という言葉をご存知ですか?

最近、知った言葉に「卒酒」というものがあります。禁酒や断酒、節酒などという言葉と比べて、一般的な認知度は低いと思いますが、「卒酒」とは文字どおり、お酒を飲む生活から卒業することです。

卒業ですから、その後は一生お酒を飲まないというわけで、かなり厳しい考え方です。何かのきっかけで「お酒はもうやめよう」と思ったとしても、本当に一生飲まないと決め、それを実行するのは並大抵のことではありません。

もちろん、肝臓を患ったりしてドクターストップがかかった場合には、「卒酒」という道を取らざるを得ないこともあるでしょうが、一生コップ1杯のビールも飲んではダメという事態に陥ることはそうそうないと思います。

私の場合は、お酒とは今後も上手に付き合っていきたいと考えていますので、基本的には「卒酒」をすることはないと思います。とはいえ、ほんの数ヵ月前までは「自分は毎日お酒を飲む人間なんだ」と思い込んでいて、今やそれが簡単に覆っているわけですから、いつか「卒酒」を現実のものとして考える日が来るかもしれません。

一口にお酒をやめる、減らすといっても、いろんな言葉があるものですね。
posted by N(エヌ) at 15:31 | Comment(0) | 禁酒や断酒に関する豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

「禁酒」と「断酒」の違いとは?

このブログでは、何となく「禁酒」という言葉を使っていますが、よく似た用語に「断酒」というものがあります。「禁酒」と「断酒」ではどんな違いがあるのか、一応調べてみました(もしかしたら断酒ダイエットにしないといけないので…)。

まず「禁酒」ですが、こちらはお酒を飲まないように我慢すること、あるいは人にお酒を飲ませないようにすること、という意味になるようです。これは当たり前の話ですね。

一方の「断酒」は、どうやらもっと重い意味があるようで、「自分自身の意思で、酒を飲まない人生を選択し、それを実践すること」といった感じになるようです。

例えば、重度のアルコール依存症に陥り、その治療のために「私は一生アルコールを断つ!」と固い決意を持って、お酒を飲まない生活をする――こういったことが、断酒というわけです。そういえば、アルコール依存症から本気で回復を目指すような人が入る「断酒会」も、断酒という言葉を使っていますね。

私の禁酒ダイエットは、お酒は飲みたいときに飲む「節酒ダイエット」ですし、お酒は美味しいもので、一生上手に付き合っていきたいと考えていますから、やっぱり「断酒」ではありませんね。

今後「断酒」せざるを得ない状況に追い込まれないようにするためにも、しっかりとした節酒生活を確立したいと思います。
posted by N(エヌ) at 12:43 | Comment(0) | 禁酒や断酒に関する豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする