本当に最近のビール業界では、ノンアルコールビールの市場拡大が一筋の光明のようですね(まあ、ビールを飲まない人を増やすことにもなるわけで、手放しでは喜べないのでしょうが・・・)。
さて、今日は読売新聞で下記のような記事がありました。「オッ」と思ったのは後半の部分です。私が現在、愛飲しているのはサントリー オールフリーですが、理由は単純に美味しいからです。もちろん、キリンフリーやプレミアムアルコールフリーも試してみましたが、個人の意見では、相当差がありますね。オールフリーが圧倒的に旨いです。
ただ、この記事を見ると、このたび両者もかなり大幅な改良を加えるとのこと。実際、現在の販売競争ではオールフリーが圧倒的に強いようですから(私の味覚が多数派でよかった・・・)、てこ入れは当然なのかもしれません。
刷新が完了したころにはテレビなどで宣伝するでしょうから、そのときにはぜひ試してみたいと思います。うーん、これはこれで楽しみだなぁ。
以下、読売新聞(2012/01/13付)より引用
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ノンアルコールビール、大手各社が強化方針
ビール大手各社がノンアルコールのビール風味飲料の新商品や改良品を相次ぎ発売する。ビール類市場が縮小する中、ノンアルコールビールの2011年の市場規模は14万9400キロ・リットルと前年より2割増えた模様で、今年も同様の伸びが見込まれる。貴重な成長市場を巡り、競争は激しさを増している。
アサヒビールは新商品「ドライゼロ」を2月21日に発売する。主力ビール「スーパードライ」に似た商品名や缶のデザインが注目されており、「誤飲の恐れがある」と他社が批判するほどだ。アサヒはこの分野で出遅れており、小路明善社長は「市場はまだ流動的」と巻き返しを図る。
キリンビールは1月中旬から順次、「キリンフリー」を新製法に切り替える。麦汁100%で香料と人工甘味料を使わず、ビールののどごしを再現したという。サッポロビールも2月15日に「プレミアムアルコールフリー」を刷新し、高級ホップの配合で甘みを抑えた味わいに改良する。サントリーも昨年末、「オールフリー」の原料を見直したばかりで、販売首位の維持を目指す。