肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるように、肝炎や肝硬変といった本当に深刻な病気が進行するまでは、なかなか疲労や疾病の自覚症状が得にくいと言われます。とはいえ、何となくダルい、食欲不振といった状態が続くようであれば、肝臓を中心とした内臓に疲れが出ている可能性が高いといえるでしょう。

私の場合も、実際には飲み会があったり、本当に飲みたいときがあれば飲む「節酒」ですが、今回の禁酒ダイエットをスタート後は、この20年間でもっとも体調が良い日が続いています。
昔から「休肝日」という概念がありますが、肝臓をはじめ内臓のことを本気でいたわるのであれば、飲むのが日常でたまに肝臓を休める「休肝日」ではなく、飲まないのが日常でときどき肝臓に働いてもらう「勤肝日」という考え方を取り入れたいところです。