2011年07月21日

お酒のカロリーはエンプティカロリー!?

お酒のアルコールは1gあたり7キロカロリーです。つまり、度数40%の蒸留酒(ウイスキーや甲種焼酎など)を100ml飲んだ場合には、40gのアルコールを摂取することになりますから、40g×7キロカロリーで計280キロカロリーを摂取することになります。

これは、ちょっと多めのご飯一杯分ですから、やっぱりお酒のカロリーは低くないことがわかります。ただ、ここでよく言われるのは、アルコールのカロリーはエンプティカロリーだから太らないというもの。エンプティ、つまり「カラ」のカロリーだから、体には溜め込まないという話です。

お酒を飲んで太るのは、つまみとして食べる量が増えたり、日本酒やビールにはコメや麦芽といった栄養成分が入っているためである――という説明がされたりしますが、これは果たして本当なのでしょうか。

いろいろ調べてみましたが、お酒のカロリー=エンプティカロリーであるというのは、まだまだ俗説の域を出ないようです。ただ、穀物などのカロリーとまったく同じように体に作用するかというと、どうやらそうでもないようで、7割程度が吸収される、はたまた半分が吸収される、ほとんど吸収されないなど、まあ色んな説があるようです。

ただ、ひとつ説得力があるな・・・と思ったのは、お酒のカロリーはたしかに食物系のカロリーのように体に簡単に溜まったりはしないが、アルコールを飲むと肝臓はそのカロリー消費を最優先に行うため、結果として他のカロリー消費が行われず、カロリー過多になるという説です。

いずれにしても、この「お酒のカロリーはエンプティ―カロリー」という話は、禁酒ダイエットにとっては大きなテーマなので、今後もいろいろな角度から考えてみたいと思います。
posted by N(エヌ) at 16:10 | Comment(0) | お酒とダイエットの知識・情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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