禁酒のコツについては禁酒や節酒を成功させるコツのカテゴリーにもまとめてありますので、そちらもご覧いただきたいと思いますが、まったく個人的な経験からいえば、多くの人がまずは取り組む「〜○日までお酒は絶対に飲まない」といったやり方は、あまり得策ではないような気もします。
もちろん、お酒をやめたい、減らしたいと悩むすべての人にあてはまる話ではありませんが、こういった「目標設定・達成型」の手法はストレスが大きく、結局失敗するケースが増えるのではないでしょうか。
自ら目標を設定して達成するという手法は、たとえば「絶対に英語のモノにする」といった場合なら、自らにプレッシャーをかけ、ストイックに取り組んでいくことが有効になるかもしてません。
しかし、禁酒というミッションは、そもそもが強いストレスとの戦いです。ここに新たにストレスを加える手法が本当に効果的といえるでしょうか。
「○日までお酒を飲まない」と決めたら、その瞬間から「アルコールが飲みたい」という欲求との戦いが始まります。もちろん、どんな処方であれ、1回1回の禁酒ではこの戦いがあるわけですが、これをずっと続けることを自らに課し、プレッシャーをかけ続ける必要はまったくありません。
もっと気楽に「とりあえず今日は飲むのをやめて、明日飲むかどうかは明日考えよう」というぐらいで進めるほうが、ずっと楽ですし、結果的に禁酒が成功する確率は高いと思います。
結局、お酒を本当にやめられるかどうかは、本人の意思が強いかどうかですが、仮に強い意思があってもそれを持ち続けるのは容易ではありません。それなら、「今日の自分は強い意思を持ってお酒をやめてみよう。そして明日のことは、明日の自分に任せてみよう」と考えてしまうわけです。
お酒をやめたい・減らしたいけど上手くいかないという方は、ぜひ一度こうした考え方を取り入れてみることをおすすめします。
※このエントリーは、まったく個人的な経験・感想をもとに書いています。アルコール依存のレベルや深刻度によっては、こうした考えがまったく当てはまらない可能性もありますので、ご注意ください。
●体重60.4s 体脂肪率12.1% 体脂肪量7.3s
●昨日の運動 自転車20分×2
●昨日までの累計削減カロリー 83,000kcal